知多半島で海苔育苗中

干潮の時刻を見計らって、知多半島の美浜町にある野間の海岸にやってきました。

近くに南知多ビーチランドやかんぽの宿があり、夏は海水浴で賑わう場所ですが、この時期にはこのような風景が見られます。

現在、海苔を育苗(育成)している最中で、漁師さんたちは毎日海に出て、海苔網をこまめに管理しており、海苔の芽がある程度出てきたところで、張り替えるための網を冷凍庫にしまったり(1月初旬に張り替え)、重ねて張っていた海苔網を単張りにして養殖場所へ展開していきます。

野間の海苔の摘み取り作業は、順調にいけば11月末から12月頭にかけて行われるそうですが、知多の他の地域では、早いところでは来週あたりから始まるそうです。

海水温や海の栄養状態を含めて、この時期の海苔網の管理が海苔養殖にとって最も重要なことのひとつで、今期の海苔の出来のの良し悪しに大きな影響を与えます。

今期最初の愛知海苔入札は11月30日。入札での買い付けを経て、12月中旬までには新海苔が店頭に並びます。